こんにちは!営業の作田です!
賃貸マンションの生活の中で、エアコンや給湯器、コンロなど様々な室内設備を使いますが、
これらが故障した場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。
またその修理費用は借主、貸主どちらの負担になるのでしょうか。
ここでは、賃貸(マンション・アパート)住宅室内の設備の故障について、その基本を紹介していきます。
基本は貸主の負担になる。
エアコンや給湯器、水まわりなど"生活上必要な設備"は、それがあることを前提に家賃が発生しています。
ですから、その設備が故障した場合は貸主の責任となり、当然、修理費用も貸主側が負担することになります。
ただし、これはあくまで原則であり、借主による故意過失がある場合は借主負担となります。
またその詳細は契約書に記されておりますので一度、確認頂く方が良いかと思います。
まず契約時の重要事項説明の際に必ず確認しておく必要があります。
また、入居後に自分で設置した設備の故障は、もちろん借主の負担になります。
故障が発生した場合は、契約書に記されているところ(貸主や不動産管理会社など)に連絡を取り
すみやかに修繕してもらいましょう。
雨漏りやカビについては、とにかく見付けたらすぐに貸主もしくは不動産(管理)会社に連絡しましょう。
これも基本的には貸主負担になりますが、上記同様、放置して悪化させた場合には借主負担とされるケースが
あるからです。
注意が必要なのはガス関係です。単にお湯が出ないといった症状でも、場合によってはガス管そのものが
損傷していることがあり、最悪の場合には一酸化中毒の危険性があります。
この場合は先にガス会社に連絡して、点検してもらう方が安全です。
その上で修理の必要があれば貸主側に連絡して費用を負担してもらうことになります。
入居時にチェックしておこう
部屋の設備に問題がないかについては入居時にチェックしておく事が大切です!
契約した管理会社によりますが、契約時のチェックシートを配布している会社も
ありますので、貸主・借主両方が把握できるようにしています。
できれば入居前、遅くとも入居後1週間以内に行なうのが理想です。
チェック項目はおおむね下記の通りです。
- エアコン、給湯設備、水まわり、換気扇などの基本設備が正常に作動するか
- 扉や窓が開きにくかったり重かったりしないか、網戸に破れや歪みがないか
- 床、天上、壁、シンク周り、洗面台などに汚れや傷、カビの発生がないか
- 部屋の隅や収納スペースに汚れや傷がないか
問題があれば、すぐに連絡して確認してもらいましょう!
本日は以上になります。
賃貸物件で不明点や不安になる事があるかと思いますが
何かあれば管理会社に連絡して下さいませ^^
こんにちは!営業の作田です!^^
賃貸住宅の間取りを見ていると、時折「メゾネット」や「メゾネットタイプ」と
表記されているものがあります。メゾネット物件とはどのような住宅なのか。
その内容とメリット、デメリットなどについてご説明させて頂きます。
ひとつの住居の中に階段がある部屋
メゾネットはフランス語で「小さな家」という意味です。
メゾネット物件は集合住宅の間取りの一形式になっており、集合住宅の1住居を2階分使って形成し
中に階段を設けて上下階をつないでいるタイプの間取りを指します。簡単に言えばひとつのマンションの中に
一戸建住宅が入っているようなものです。例えば10階建マンションの9階と10階を使って1住戸にするというの
が典型的なケースです。賃貸アパートでは、一戸建住宅を縦半分に分けて各戸の中に階段を設けたようなものを
メゾネットと表記する例もあります。通常、賃貸マンション等の集合住宅の部屋は1フロアのみを使用して
構成しますが、これはフラットタイプと呼ばれています。メゾネット(メゾネットタイプ)は
このフラットタイプに対する用語として命名されました。
似たタイプの造りに「ロフト付物件」がありますが、厳密にはロフト部分は部屋の基準(天井の高さが210cm以
上、窓の面積が部屋の面積の7分の1以上)を満たしていないため、メゾネットとは呼べません。
メゾネットは1階部分も2階部分も部屋の基準を満たし、その両者を階段で結んでいる形式です。
また「テラスハウス」というタイプがありますが、こちらは低層の2以上の連続住宅を指し
一般的には各戸にテラスと庭が配置されているのが特長です。
以上がメゾネットの由来や基準になります。
今後のお部屋に探しに少しでも役立てて頂ければ幸いです^^